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「どうして塩を探し続けてきたのか、塩探しのはじまり」

私はこの十数年来、「塩・シオ・しお」と叫び続けてきました
昭和47年以来の糖尿病患者でした。
平成2年に糖尿病性網膜症、いのちも危ないと診断されました。
呆然自失、この世の終わりです。 

残された日々をどう意義の有る使い方をすれば良いのかと思い、
大阪で開かれた「花と緑の万博」のシンボルタワー「生命の大樹・いのちの塔」の館長をひき受けました。

そこで知り合った方にすすめられ「浪花の赤ヒゲ」先生こと三木一郎先生に
出会ったのが私の大転換のはじまりでした。

「塩が足りまへんな」
 一日8g以下、きちんと守ってきました。
「塩は人間のいのちのもとでっせ。塩摂らなんだら死にまっせ。
 1リットルの水に5gの塩を入れてジャンジャン飲みなはれ。
 それだけでも血糖値は下がりまっせ。 1日5リットルの塩水!!」

 水をそんなに飲むのですか??????


「体の中を塩水で洗い流すわけや。「体液」いうのを知っとりますやろ。 人体の「体液」に含まれる塩分は0.9%でっせ。
 海の3%の1/3、これなければ人間生きていけまへん。
 
 0.9%は古代の海水の濃度ですわ。
 塩分がふえて海の中で生活でけん生物が地上に逃げたのでっせ。
 人間は海に戻れなくなった生物の子孫や。古代の海がそのまんま人間の体に残っとるのや。
 
 約2/3の人体の0.9%の塩分がなけりゃ人間は生きていけんのですわ。


「塩は塩でも自然海塩」  
私は塩についてまったく何も考えていませんでした。
塩は昔から私たちの生活のそばに居て、最近「いのちの大敵、
摂ってはいけない」ものになっていたのです。
頭から「塩の摂りすぎはいのちを縮める」と思い込んでいました

 
M先生の
いう塩はあの塩(食塩とも精製塩ともいわれるもの)ではありません。
天然の塩、海そっくりそのまんま塩にしたもの。
   残念ながらこれは今の日本にはない。
あったとしても1kgで1万円以上するやろう。
そこで百歩ゆずって輸入加工塩や。
ベスト、ベターやないが、無いよりましだ。
(当時の代表的な物として、「伯方の塩」がありました。)

その後、水・塩・油を中心とした食生活に切り換え、一日一万歩を越す生活に私の体力、
気力はメキメキ回復してきました。
 
M先生はいう人間に必要な塩は海からそのままとれたものを口に入れればよい。」
(昭和48年から大蔵省の管轄下で塩は専売となり、天然塩は販売できなくなり、会員に配布する 条件で輸入加工塩のみがが認められていました。)
 
 
残念ながら自然海塩はない。自然塩は外国にあるが高い。
 自然加工塩は約5トンの輸入が許可され、人工「ニガリ」を入れて「会員」に配布されている。
「自然海塩は無理としても自然塩を国内で探せ。それも安い値段で!
 良い塩は口に甘く、体に良く、ふところ具合によい3原則のものだ」


かくて塩探しの旅がはじまったのです。

  

 ヨーロッパやアメリカには昔から「塩」が岩塩という形で存在していました。
 それを「塩」と呼び使ってきたのです。「はじめから塩があったのです。」

 
しかし、日本には岩塩はなかった。 
 外国に比べて日本では古代から岩塩は手に入らなかったのです。
 とすればどうしたか?

 
 
古代人は海から塩を作ったのです。
 数千年前の縄文人の遺跡から塩を作った壷やカメが出土しています。
 日本人は日本人に適した天然の塩をつくり続けてきたのです

  
海そっくりそのまんま塩にできる工夫を続けてきたのです。
   
縁あって自然海塩と出逢った
「塩とはこんなおいしいものだったのか」

 
食べ物と一体になる事で美味なものに変化する。体がイキイキとする。
 塩が足りないと心が暗くなる。
 塩を中心にした暮らしが生死を左右することを体験的に知ってきたのです。

 塩化ナトリウムのお塩はショッパイだけです。舌先をツンとタテに抜ける感じです。
 私たちの先祖が作ってきた塩は
甘味がジワッときます。苦味も塩味も辛味さえあります。
 複雑なえもいわれない味わいがあります

 肉は肉らしく、魚は魚らしく、野菜も果物も
 それぞれ「これが私の味だ!!
と主張しているではありませんか。

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